愛犬とハワイへ行く準備

犬を連れてハワイへ行く時は約4ヶ月(120日)の検疫期間があり その間
犬は動物検疫所に抑留されてしまいます。
でも前もってきちんと準備すれば 1ヶ月(30日)に短縮することができます。
その出発前の準備について説明します。
#1 ハワイの動物検疫所からインフォメイションのパンフレットを送ってもら
   います。  Animal Quarantine Station
          99-951 Halawa Valley Street Aiea, Hawaii 96701-3246
          Phone (808)483-7151   Fax (808)483-7161
   *同封された請求書を使ってマイクロチップをハワイ州から注文し獣医に
    犬の体内に移植してもらいます。
   *同封された”オーナーについて”に記入しハワイへ行く2週間前までに
     送り返します。

#2 健康診断書
  ハワイ到着前2週間以内の診断書を下記のごとく獣医に書いてもらいます。
  (英語でコピ−でなくオリジナルを!)
  犬の外観:  年齢、性別、種類、毛の模様、その他の特徴

  外部寄生虫: 到着前14日以内にダニや外部寄生虫を除去し 使用薬名
           治療日
  フィラリア:   到着前14日以内におこわれたフィラリアテストの結果と日付

  伝染病:    感染性、伝染性の病気の兆候はないという証明

  ワクチネ−ション記録:
    1 狂犬病ワクチン 最近投与した2回のワクチンの 名前、有効期限、
                 ロット/シリアルナンバ−、 投与経路
  *獣医公衆衛生全国協会によって用意された コンペンデユム オブ
   アニマル レビースコントロ−ルの最新版にリストされている 認定された
   不活化ワクチンを使用する。
  *6ヶ月以上離して投与された一番最近の2回のワクチンについて
     1回目は生後3ヶ月以上たってから投与されていること。
     2回目はハワイ到着12ヶ月以内、90日以前に投与されていること。

    2 その他のワクチン 
           犬ジステンパ−ウイルス、 犬パルボウイルス
           犬伝染性肝炎ウイルス又は犬アデノウイルス2
           犬コロナウイルス、 犬パラインフルエンザウイルス
           ボルデテラ−ブロンチセプチカ
        *ハワイ到着180日以内、10日以前に投与されていること。

   マイクロチップナンバ−: ハワイ州発行のマイクロチップナンバ−と
                   移植した日付
   獣医: 健康診断書の内容は正確である、という発行した獣医師による証明
        発行した獣医の名前、住所、電話番号、本人のサイン

#3 狂犬病検査(OIE-FAVNtest)
    *血清1〜3ml、全血1〜3ml(ヘパリン又はEDTA加)を検疫所の
     パンフレットに同封された検査依頼書と共に下記の検査センタ−へ
     ハワイ到着前12ヶ月以内90日以前に検査ができるように郵送します。
        Dr.Deborah Briggs 
        Department of Pathobiology/Diagnostic Medicine 
        1800 Denison Avenue
        Kansas State University
        Manhattan,KS66506-5600
    *検査結果は0.5IU/ml以上の抗体価が必要です。
    *検査依頼書には必ずマイクロチップナンバ−を記入します。

ちょとたいへんそう!うまくいかないとハワイへ入れてもらえないか 120日間
離れ離れの生活になります。ハワイの動物検疫所のパンフレットをよく読んで
かかりつけの獣医さんと相談してがんばって準備してください。 
 
       

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